【連続投稿736日目】
今までの人生や、経験を踏まえると、読み方がまるで変ってくる。それが一冊の本を題材にした読書会の醍醐味です。
人は生まれながらにして、死に向かっています。それは間違いのない事実です。しかし生まれてきたこと自体奇跡であり、どんな人でも生まれてきたからには使命があると思っています。
それを意識して生きていますか。相次ぐ災害、震災、コロナ禍でいつだれがどうなるかわからない時代。死を意識しながら、自分が生きている意味、使命を考えて生きることの意味を改めて感じざるを得ません。
「生き急ぐ」(磯部一郎著 かざひの文庫 2021年)
何かを成し遂げよう、全員がヒーローじゃなくていい。その人その人に与えられた役割、置かれている場所が違う。それでいいんです。生きてくれているだけでいい。
生きていれば、その人の役割を全うすることができます。
成功や偏差値、収入では測れないその人の価値を見つめなおす一冊。
多くの方に読んでほしいと思います。