オードリー・タンと大杉潤さん。起業で高齢者と社会ニーズを合致させる

【連続投稿735日目】 

 

青銀共創。せいぎんきょうそう、と読みます。台湾で、青年と年配者が共同してイノベーションを行っていく取り組みだそうです。つまり年配者と若い人がお互いに学びあう場。今の社会に生かせる経験、知識はないか、年配者、若者双方の視点から議論していきます。

 

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」

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著書の中で、オードリー・タンが紹介しています。

 

高齢者にできる仕事を、それまで彼らが行ってきたものとは違う職業に結び付ける必要はない。高齢者が得意なことと、社会が求めている仕事の間には差異があるかもしれない。それを埋めるために学びなおしが必要ではある。しかし、社会の側も高齢者の人たちの得意なことを生かそうとする視点を持つべきだと思う。

 

年配者の得意なことと社会のニーズの中間地点を作ることができないか、考える必要がある。新しい社会的役割や職業を見出すことに等しいイノベーションだ。

 

この部分を読んだとき、経営コンサルタント大杉潤さんの最新刊、「定年ひとり起業」を思い浮かべました。

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会社勤務を通して培った経験、ノウハウをお伝えするビジネスとして起業することは、得意分野と社会のニーズが合致した取り組みと言えます。

 

デジタル、AIを論じたオードリー・タンと大杉潤さん。切り口は全く違いますが、イノベーションのひとつの考え方をご紹介しました。