マンガを経営者目線で読むと違う見方ができる

【連続投稿770日目】

 

マンガの登場人物について、経営者目線で見るとどうなるのか。この議論で盛り上がりました。

 

ヒーローもののマンガ、主人公はたいていプレイヤー。自分自身が前面に立って、苦労したり、傷つきながら這い上がって、敵を倒す。

一方、悪役は、様々な特技を持つ手下を使いながら、主人公を倒そうとする。悪役御親玉は最後まで自ら手を下さない。しかし意思決定だけは行う。これは完全にマネジメント、マネジャーの役割です。

 

それぞれの背景にある価値観、例えばみんなを守る、私利私欲のために征服するといった違いは置いといて、プレイヤーとマネジャーの観点から見たら、経営者に近いのは実は悪役だ、との結論でした。

 

エンターテインメントでは、主人公自ら動いて、相手を倒すほうが受けるし面白い。しかし経営目線で考えたら、それではだめだと。妙に納得してしまいました。

 

しつこいようですが、背景にある価値観などはここでは議論していません。巨悪を倒す一担当者が仲間と奮闘する図式であれば、この構図は当てはまらないでしょう。

 

ひとつの味方として、非常に示唆に富む内容でした。