【連続投稿782日目】
「実績は実在であり、実績のみが実在である。これがビジネスの不易の大原則だと私は思う。実績のみが、きみ自信、能力、そして勇気の最良の尺度だ。実績のみが、きみ自身として成長する自由をきみに与えてくれる。」
20世紀を代表するアメリカの経営者、ハロルド・ジェニーンの言葉です。
「プロフェッショナルマネジャー」という本でも知られていますので、こちらでご存じの方もいるでしょう。
「政治は結果だ」と言っていた政治家がいました。これは仕事全般にも言えると思っています。
仕事は結果が全て。もちろん、公序良俗に反しない限りにおいて。
昨日書いたように、成果物としてお客様が満足してくれたかどうか。判断基準はそれのみです。
私自身、仕事が結果につながらないことがたくさんあります。でも「頑張ったからしょうがない」とは思いたくないし思わないようにしています。結果が出なかったということは、仕事のプロセスに欠陥があったということ。それはやり方かもしれないし、スピードかもしれない。
いい仕事をした、というのは自己満足。結果が出せたから、いい仕事になる。
「なんかやりきったっていうのはありますね。ちゃんと悔いなく。すごくあっと言う間でした」(安室奈美恵)。
これは、結果を出した人が言うセリフ。結果が出なかった仕事を振り返ったとき、このセリフが出てしまうならまだまだ何かが足りないということです。
逆に言えば、仕事を完了した時これくらいのセリフが出てくるほど自信がついたら、間違いなく結果はついてきます。
結果が全て。
厳しいかもしれませんが、これが仕事の現実です。
誤解のないように補足しますが、失敗した人は助けなくてよい、と言っているわけでは全くありません。自己責任論でもありません。あくまでも仕事をする人の心構えについて言っているだけですので、あしからず。