【連続投稿856日目】
好きなことだけをしていたい。
こんな生活が送れるなら最高ですよね。しかしこの言葉、危うい側面を持っています。
好きなこと=楽(らく)をする、と捉えられがちです。自分から逃げていることにもなりかねません。
同じ漢字でも、自分が楽しむことができているか。それが好きなことをしていることだと思っています。
「ハウ・トゥ・アート・シンキング」(若宮和男 実業之日本社 2019)には、さらにその先の考え方として「愛」の有無を提示しています。
愛には、葛藤がつきもの。いやな部分も含めてやっていることを愛せるか。そうした気持ちになっていれば、それが本当に好きなことになる。
愛着。愛情。こうした感感覚に近いのかもしれません。
愛情をこめたものを、ずっとやってそれで生活ができる。それこそ理想の生き方ですね。