【連続投稿973日目】
一枚の絵から短編を作る。そんな面白い企画本があります。
「短編画廊」(ローレンス・ブロック 編 田口俊樹他 訳 ハーバーコリンズ 2019年)
17枚の絵に対して、それぞれ17人の作家が短編を書いています。
絵を見て作家がインスパイアされて、ここまで奥行きのある物語を紡ぐことができるなんて!
絵画鑑賞は、学術的な解説がありそれはそれで学びになります。しかし絵の解釈は人それぞれ違ってよい。必ずしも正解なんてありません。
1枚の絵を見て、複数の作家が物語を作ってくれたら、鑑賞の幅が広がってより深く絵を楽しむことができるかもしれません。
また違う絵の楽しみ方を教えてくれました。