多様性と受容の第一歩は傾聴から

【連続投稿855日目】

 

ダイバーシティ&インクルージョン。D&Iなどと略されています。ひとりひとりの多様な価値観を認め合い、受け入れて、それぞれの個性や能力に応じて活躍できるようにしていこうとするもの。

 

そもそも、身体的な特徴としての男性だけが固まって仕事をしていたこと自体が異常なわけで、様々な価値観を持った人同士で仕事をしていくことは至極当然のことです。

 

ただし、多様性が進んでいる欧米でも、本当にインクルージョンされているかと言われると、耳を疑うニュースを目にします。例えば、黒人に対する警察官の取り締まりの厳しさ、アジア人だからと言って、突然暴力を振るわれる女性。他の人の意見をマウンティングするネット上での書き込み。

 

会社や学校でも、多様性が大事と言いながら同じような属性の人と固まってグループができてしまう状況。

 

コロナ禍で、オンラインを使って日本各地だけでなく世界に住んでいる方と初対面でお話をするようになり、本当に様々な価値観の方と出会っています。リアル出会えないからこそ、相手の考え方を尊重し、話をよく聞くことが必要となります。この1年、まがりなりにも多様性を受容する姿勢は相当磨かれたと思っています。

 

 

多様性を認めることは、受容すること。まず第一歩は傾聴。人の話をよく聞くことだと感じています。オンラインで初対面の方に、自説を繰り広げたら強制退出させられてもしょうがないですよね。実際私はそれで、SNS上でブロックした人がいました。

 

お互い不幸になるだけですから。

 

多様性と受容は、ひとりひとりが努力しないとできないもの。でもいったんできたら、これほど楽しくて可能性が広がる世界はないです。

 

まずは傾聴から始めてみませんか。