【連続投稿926日目】
データで論破しても、相手に本当に勝ったとは言えない。人は感情の生き物。
感情論が優先されて、データが置いてきぼりになってしまい、不安だけを煽ろうとする状況は、コロナ禍だけでなくよくみられることです。
ただ、逆に、人の感情を無視してデータ論だけですべてを判断し相手を論破しようとする人もいます。
どちらがいいという二者択一論ではありません。
一番よくないのは、現場を見ないで机上のデータだけですべてを分かったつもりになってしまうこと。感情論で動いている人を、見下してしまうこと。
どうも二者択一の議論になると、最近は議論が先鋭化する傾向にあります。
真っ白なホワイトボードを頭にイメージして事実は事実として受け止める。ありのままを受け止める思考が必要なんだと感じています。
ただ、原理主義的にどうしても会話がかみ合わない人がいる(データ至上主義、感情至上主義)ことも理解しておく必要はあります。