今年読んだ本ベスト3冊

【12月12日 連続投稿1783日目】

 

毎月開催している読書会で、年末恒例「今年の3冊」を報告しました。

私の3冊はこちらです。

 

第3位

「エグゼクティブ・コーチング入門」(鈴木義幸著 日本実業出版社 2009年)

ようやくコーチングの知名度が徐々に高まってきているとはいえまだまだ誤解も多いコーチング。それを経営者向けに対して行う方法論を2009年に書いています。改めて読むと、数多くの気づきを得ることができます。基礎って本当に大事だなと思う一方、自分自身のクセなどもみなおすよいきっかけとなりました。

 

第2位

「今日、誰のために生きる?」(ひすいこたろう×SHOGEN 廣済堂出版 2023年)

こちらはブログでもたびたび登場した本。心が豊かになるとともに、人にしっかりと向き合うことの大切さを感じました。

 

eitaroh7407.hatenablog.com

 

そして第1位。

「おぞましい二人」(エドワード・ゴーリー著 柴田元幸訳 河出書房新社

大人こそ絵本を読んだ方が良いと思い、毎月大人の絵本読書会を開催しています。その中で課題図書として選んでもらったのがこちら。

エドワード・ゴーリーアメリカシカゴ生まれの絵本作家。

ja.wikipedia.org

 

皆さんが想像する絵本とはおよそかけ離れた、残酷、不条理、生と死、それらを白黒の絵で表現しており(絵も本人が描いています)、一読した限りでは非常に暗い気持ちになります。大人の絵本読書会では、自己承認欲求や愛情について議論が発展ししました。果たしてこの本を子供が呼んでよいのか、議論はあるでしょう。しかしアメリカでは、あえて生や死に向き合ってもらいそこからどう考えるか醸成させる意味でもゴーリーの本は身近にあるようです。

 

さてさて、読書って本当に素晴らしいなと思う1年でした。多種多様な本を読むことでそれが自分自身の栄養になってくれれば、実りがある1年だったなと感じるところです。