「経営者の条件」が座右の書

【連続投稿1104日目】

 

自分は何によって貢献すべきか。
いかなる成果をもたらすべきか。
それはいつまでにか。


アクションプランは、頻繁に修正していくべきものである。
柔軟性を当然のこととしなければならない。


変化を脅威ではなく、機会としてとらえなければならない。

 


私の座右の書といえば「経営者の条件」(ドラッカー ダイヤモンド社 2006年)です。
他のドラッカー本の中でも、一番影響を受けた本です。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E5%90%8D%E8%91%97%E9%9B%861-%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6-P-F-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4478300747/ref=sr_1_1?adgrpid=105925960552&gclid=Cj0KCQjw_4-SBhCgARIsAAlegrUcx7YyuI4laxIvHBA3q9sEMz9OzdalI85DCmZ1Vr1Qy2JJwlOKX7kaAl4UEALw_wcB&hvadid=553830188361&hvdev=c&hvlocphy=1009213&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=7018902764731149567&hvtargid=kwd-421028728988&hydadcr=16039_13486741&jp-ad-ap=0&keywords=%E7%B5%8C%E5%96%B6+%E8%80%85+%E3%81%AE+%E6%9D%A1%E4%BB%B6&qid=1648631517&sr=8-1


線を引いている言葉から、いくつかピックアップしてみたのが、冒頭の言葉です。


初出は1966年。半世紀以上前の本なのに、主張していることは全く色あせていません。


この本は、自らをマネジメントするために、何を考え、どう振る舞ったらよいかが書かれています。


何よりも刺さるのは、自らが果たすべき貢献は何か、について語っている点です。


「貢献に焦点を合わせることで、自らの狭い専門やスキルや部分ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。」


この一文は、何度も線を引いています。


結局この考え方って、アダム・グラント「Give&Take」に出てくるギバーと同じですよね。ギブすることで組織全体に貢献する。

 

https://www.amazon.co.jp/GIVE-TAKE-%E3%80%8C%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%8D%E3%81%93%E3%81%9D%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E6%99%82%E4%BB%A3-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88/dp/4837957463/ref=sr_1_1?keywords=%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88+%E3%82%AE%E3%83%96%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AF&qid=1648631654&sprefix=%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%80%80%2Caps%2C209&sr=8-1


現在のビジネス系自己啓発本100冊読むならこの1冊で十分です。ほとんどがこの1冊に集約されています。


しかし、難点が・・・


ドラッカーは読みにくい。


最初の数ページで諦めた、という方何人も知っています。なので、安易にはお勧めしません。


ただ、同じ文章を何度か読んでいると、ふとした時に何かが分かるようになります。
だから、何度読んでも飽きません。読むたびに新しい気付きが得られるからです。