終戦の日に思うこと雑記。

【連続投稿1242日目】

 

経営学の大家ドラッカーは著書「経営者の条件」で人材育成について以下のように記述しています。

「自らを存続させえない組織は失敗である。」(中略)「今日、明日のマネジメントにあたるべき人間を準備しなければない。」(中略)「次の世代は、現在の世代が刻苦と献身によって達成したものを当然のこととし、さらにその次の世代にとって当然となるべき新しい記録を作っていかなければならない。」

 

ドラッカーらしい周りくどい表現となっていますが、今の我々が享受できている生活は、先人たちが成し遂げた苦労の上に立っていること、「先人の肩の上」に立っていることを忘れてはいけない。そして我々は、次の世代が自分たちの肩に乗って、よりよい生活ができるように、次の世代のために新しい土台を築いていかなければいけない。

 

このように説いているのだと思います。

 

1945年8月15日。終戦から77年。現在の生活ができるのも、犠牲になった数多くの方の上に立っていることを忘れてはいけません。そして、自分たちの子どもたちが少なくとも今以上のより良い生活ができるように、準備するのも今を生きるものの責任。

 

改めて平和を考える1日。