パラダイムシフトについて考えてみた

【連続投稿1182日目】

 

昨日、株式会社ディー・エヌ・エー代表取締役会長南場智子さんの講演を伺いました。

ある3年目社員が事業提案してきた際に、3回ほど却下をしたそうです。しかしその社員は、最後には「今回の新規事業は会長の世代はターゲットではありません!」と啖呵を切って承認を迫ったそうです。しぶしぶ承認することにしたとお話しされていました。

 

何とも頼もしいですね。これだけ言い切れる若手社員はなかなかいるものではありません。しかし非常に核心をついています。そして承認した南場さんの懐の深さも素晴らしいものです。

 

南場さんのような経営者ばかりであればいいのですが、現実は全く違います。

 

年代で区切る議論はあまり好きではありませんが、それでも我々含めた上の世代になればなるほど、変化についていきにくくなる傾向はあるでしょう。こうした状況において、実務を担当する人、若い世代から「どうしたら上の世代を説得して変わってもらうことができますか」という悩みを最近よく耳にします。

 

ワークライフバランスで有名な小室淑恵さん。過去の成功体験を持っていて固定概念のかたまりのような方には、成仏願うしかない、と言っていたそうです。

また、若くして亡くなった京大教授の瀧本哲史さん。パラダイムシフトは、世代交代で起きる、と言っています。

 

もっともっと若者が輝いて活躍できる社会になるために、大人は何をすればいいのでしょうか。