勇気をもって「やめる」

【連続投稿1568日目】

 

最近、ご相談受けたお仕事もまさにこの内容でした。

 

「する必要の全くない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てること。」(「経営者の条件」ドラッカー

 

「緊急で重要な第一領域に集中している限り、その面積は拡大し、やがれはそれによって生活が圧倒されてしまうことになる。」(「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)

 

数々の著名人が、やめることを決める。つまり劣後順位を決める重要性を説いています。事例は枚挙にいとまがありません。ECRSと呼ばれる現場改善手法でもまず最初は「無くせないか」の発想から始まります。

 

無くすことをしない限り、物だけでなく仕事がどんどんあふれてきます。新しいことを始めるなら、他で止めることもセットで考える必要があります。

 

しかし止めることも勇気がいりますよね。ドラッカーも言っています。「優先順位の決定について最も重要なことは分析ではなく勇気である」(経営者の条件)

 

時には、心を鬼にして捨てる、やめることも出てくるでしょう。それでも新しい成長には、勇気って必要なんだと、しみじみ感じてしまいます。

 

勇気をもって判断された経営者さんに敬意を表します。

人に言うだけでなく、自分自身もこの勇気を持ちたいものです。