【連続投稿1561日目】
未来を描いてから、現状にさかのぼって課題を解決するバックキャスティング。
過去や現状を分析してから目標を立てるフォアキャスティング。
中長期的な目標、革新的なアイデアを生み出そうとするならバックキャスティング。
短期的な目標はフォアキャスティング。
どちらが良い悪いではありませんが、困るのが、バックキャスティング思考で解決した方が良い事象を、フォアキャスティング思考で解決しようとしている場合。現状把握にいくら時間をかけても革新的なアイデアなんて生まれてきません。「7つの習慣」の「重要・緊急」領域の枠に入っている人にヒアリングしたところで、それ以上のアイデアは生まれてこない。
ここを誤解していると、結果的にお互いが不幸になってしまいます。つまり、ありたい姿が中途半端になり、方向性を見失い、中途半端な改善で終わってしまう。
そうならないためにも、どちらのアプローチで進めていくべきなのか関係者の合意が必要となるわけです。