経験学習モデルについて

【連続投稿1587日目】

 

経験学習。経験の中から学んだ内容を生かしていく学習。「7・2・1の法則」があるそうです。

経験から学ぶ 7割

他人から学ぶ 2割

研修や書籍から学ぶ 1割

 

よくOJTが大事だと言われますが、まさに実務の現場を通して経験してから学ぶ割合が多いからでしょう。

 

経験学習モデルは、デイヴィッド・コルブが提唱しました。そのステップは

・経験したことを振り返る。

・内省の中から学びを得る。

・得た学びを概念化する。

・概念化した学びを実践に活用する。

 

この中でも大事なのは、概念化だと思っています。私はある人から「具体的事例を一般化しよう」と教わりましたが、同じことです。個別具体的な経験を、抽象的な考えに昇華させて、他の事例でも応用できるようにすること。そしてそれを周りの人にも伝えること。

 

自分の経験を周りに伝えるときに、ただ武勇伝や自慢話として伝えればいいというわけではありません。失敗談含めてそこから何を感じたのか、その概念化した部分まで伝えることの方が、周囲にいる人たちにも学びが多いように感じています。