【連続投稿1606日目】
今日は8月15日。終戦から78年たちました。
昨日、報道ステーションに、茶道裏千家前家元15代の千宗室さんがインタビューを受けていました。15代千宗室さんは、特攻隊員としていつ出撃命令が下るかわからない中で終戦を迎えたそうです。
インタビューの中で印象に残ったのが次のフレーズでした。「『平和』という言葉が嫌いなんですよ。戦争があるから平和がある。言葉としての平和がなくなるのが本当の理想です」。一字一句覚えているわけではないので違うかもしれません。ただニュアンスや意味合いとしては大筋この通りだと思います。
戦争の対局が平和。戦争があるから平和がある。戦争がなければ、「平和」という言葉が存在しない。平和を使うと、戦争がある前提になってしまう。戦争を前提とした「平和」は嫌いなんだ。
なるほど。確かにこの指摘は刺さりますね。「平和」が存在しない、つまりは戦争がない世の中を願う気持ちが伝わってきました。