【連続投稿1655日目】
特殊な業界だから、その業界を知っている人が経営をやった方が良い。
色々な業界の人と話をしていると、似たような話をよく耳にします。その業界に長くいると、自分たちの業界がどうしても特殊だと思いがち。それはそれでよくわかります。
しかし、経営の観点から見ると、業界の特殊性って実はあまり関係ない。もちろん業界の知識があるに越したことはありませんが、別に知らなくても経営はできます。プロ経営者という職業が日本には定着していないのは、業界で育った人が、冒頭の論理で経営者になる比率が圧倒的に多いからではないでしょうか。
事業の方向性を示す。現状を把握する。ギャップを解決していくためにもてるリソースを優先順位をつけて配分していく。この考えに業界経験が足かせになる可能性があります。
特に改革をするためには、業界の足かせがないほうが良いと思っています。気を付けるのは話は聴くこと。その上でやることはしっかりとやること。
