自分のことを話すのは不安があるから

【連続投稿1659日目】

 

「話が正しく聞けないのは、不安やうわべの判断にとらわれているから。」(LISTEN 日経BP 篠田真貴子監訳)

 

自分のことを話す人は、何か不安があるからだと聞いたことがあります。不安がゆえに話をしていないと気が済まない。相手の話を聴くだけではより不安が募ってしまう。自分が話すことに夢中になって、相手の表情やしぐさに無関心になってしまっていることはありませんでしょうか。

 

以前、ある営業の方が、ずっと話をし続けていました。お客様は途中から、爪をいじったり、生返事をしたり。明らかに話を聴いていない様子でした。その面談が終わった際に、その営業が「忙しいのに話をちゃんと聞いてくれてよかったです」と言って満足そうに帰っていきました。

 

結果がどうなったかは目に見えてますよね。

相手の話をしっかり聴いた方が、結局会話として盛り上がるものです。