久々のSF、AIと共存?する未来を考えてみた。

【連続投稿1658日目】

 

SFって面白い。久々に読んでワクワクしました。

「息吹」(テッド・チャン著 大森望訳 早川文庫)。短編から中編まで気軽に読めるものから深く思考させてくれるものまで、どちらかというと大人になってから読むと色々と味わいがある本だなと思いました。

 

その中の作品「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」を課題作品として読書会を開催しました。話の内容は割愛します。ご興味ある方は作品を読んでみてください。

議題の中心となったのは、「AIに法人化は可能か」というとてつもない哲学的な話。小説がそう言った内容ですので、議論もそこにある程度集中しますが・・・

可能かどうかよりも、法人化された世界ってこんな世界になりそう、と想像を膨らませるのが楽しかった!

・人間とはまた違う人種が誕生する位置づけ?

スターウォーズの世界?

・選挙権はどうなる?議員定数は?AI枠がある?

・AIの独裁国家誕生?

・人間の記憶をAIに記憶させれば、クローンとしてある意味不老不死が実現できる?

・しかし、電源切ったら終わりだよね。そもそも電気をどう確保する?

・AIvs人間の戦争が起きるだろう。

 

正解を見つけるのではなく、今後の世界を想像する議論ってホント面白いなと改めて感じました。

 

日ごろワクワクを失った大人こそ、またSFを読んで不思議な世界にはまってみるのもいいかもしれませんよ。