投資は教養

【3月19日 連続投稿1881日目】

「転換の時代を生き抜く 投資の教科書」(後藤達也著 日経BP 2024年)を読みました。
日経新聞記者だけあって、非常に丁寧にわかりやすく、投資とは何かを解説してくれています。
投資とはズバリ、教養。投資することで、政治、経済、社会、テク ノロジーなど幅広い社会情勢にアンテナを張ることができると述べています。物事を幅広く見るこ とで自分で考えることができるようになる、これが投資の効果というメッセージを受け取りました 。

 

どうしても、「儲かる」「節税できる」ことだけが先走って喧伝さ れているように感じる投資。
そこに違和感を感じていただけに、教養だと言われて目からうろこ状態でした。

 

日本人って括るのもどうかとは思いますが、マクロ的にみるとリス クを取りたがらない人が多いように感じています。
とにかく安全サイドで物事考えるといいますか。必要な部分は当然 ありますが、すべてにおいてその考え方をしてしまった結果が、失われた30年なのかもしれません。成長のため には少々リスクをとってでも攻める場面が必ずあります。

 

30年ひと世代。これから出てくる若い世代にはとにかくリスクを 恐れずに挑戦してほしいと思っています。そのためにも自分もそうした姿勢を見せていく必要があるんだろうなと感じた本 でした。