着眼大局とは言うものの…

【連続投稿320日目】

 

目標がない仕事ほど、モチベーションが上がらないものもない。ある方がつぶやきました。

「着眼大局着手小局」で、大局はあるが小局がない状態。大局ばかり示されても、では何をやれば良いのか、具体的になっていないのに前に進めと言われても困る。

 

大局の素晴らしさはもちろん理解はしていました。しかし話が大きすぎて、自分事として感じられない。目先の仕事が、どう大局に繋がっていくのかわからないよ。と、こぼしていました。

 

大局を自分事として捉えていくための、よい示唆を得ることができました。(つづく)

弱き紐帯の強さ 大企業病を食い止める

【連続投稿319日目】

 

昨日の日経新聞朝刊に「大企業病を食い止める」と題した記事が載っていました。

本社管理部門の若手が、部門横断的なイベントを開催し他部門の方とゆるい繋がりを築き上げて、組織の壁を壊していく試みが紹介されていました。大変なご苦労や解決するための行動力が垣間見られました。

 

組織のたこつぼ化をいかに壊していくか。2000年代初めには、すでに議論されていた記憶があります。横串を刺していかないと、環境の変化に追い付けなくなる危機感は、当時からありました。

会社の寮や社食が復活したニュースが、一時期賑わせたのもその文脈で考えられます。

 

それから20年近く経った今、パラレルワークやサードプレイスの活動が広まって、「弱き紐帯の強さ」を実感する社会人が増えています。それを社内で実践しているのが、今回の記事です。

身近なところでは、会社内の中小企業診断士が集まって、勉強会や支援イベントを行っている事例があります。

会社の現状を憂いてばかりいて、何も行動しなければ、何も変わりません。自分達で横の繋がりを高めていきたいものです。

 



ブログを始めて、あらためて気づいたメモの重要性

【連続投稿318日目】

 

上坂徹さんの著書「ビジネスマンにうまい文章はいらない」(大和書房 2018年)を改めて読みました。これは実践しきれていない、と思ったことが一つ。

素材はメモしてためておく、です。

 

ネタは世の中に有り余るほどあります。通勤電車の中で周りを観察しちょっとした違和感や、気づきを膨らませればそれがネタになります。しかし、その都度メモをすることを怠ってしまいます。そもそも、電車の中では読書しあまり周りを見ていないことが多い。

 

以前この本を読んだ時には、あまり切実に感じなかったのですが、毎日ブログを書くようになって日々ネタをストックしていく大切さを、体感しています。

 

さっそく、明日からの通勤電車、生活の中で少しでも感じた違和感、気づきを豆にメモしていきます。

 

 

2020年の年頭目標 1月時点でレビューしてみる

【連続投稿317日目】

 

あっという間に1月が終わりました。年初に立てた目標のレビューをしてみたいと思います。

 

1月1日のブログで今年の目標を立てました。

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まずは、震災復興支援について。16日に福島に出張。さらに22日には、福島市の交流イベントに参加しました。ゆかりがある方や行政、事業者の方と交流を深めることができました。次につながる企画の話も出てきています。こちらは順調です。

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NPO支援について。昨年からの支援を継続して実施しました。准認定ファンドレーザーについては、まだ動けていません。2月以降具体的に動ければいいかな。いずれにしても「待ち」の状態です。

 

サードプレイス。次の本屋、本に関する取り組みも引き続き関わっていく目標と関連します。えほん未来ラボ研究員になりました。これは、ありたい未来を絵本でソーシャルデザインするグループです。Society、Happiness、Inclusionの3つをキーワードを軸に置きながら、様々なアイデアやスキームを提案・展開していきます。

その第一弾イベントがこちら。ご興味ありましたら、ぜひご参加くださいね。

 

本は、今まで触れていない作家を積極的に読んでいきたい。また読書会を通じて精読力を高めていきます。読書会とブログのよい循環を形作っていきます。 

 

こちらは実践しています。今月の初見作家は、西加奈子須賀しのぶ。昨年末「ヘヴン」を初読して衝撃を受けた川上未映子は三冊の固め読み。

 

読書会では、本と本を組み合わせた新しい読み方を体験しました。これはしっかりと深堀していきます。

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個人事業主になる目標は、2月以降です。タイミングをうかがっているところです。

 

こんな形で、毎月レビューしてみようと思います。

 

仕事は準備が8割。

【連続投稿316日目】

 

仕事は自分一人では完結しないもの。ある仕事を行うために、他の人が前工程を行い、自分がその次の仕事に取り掛かることは、多々あります。

 

しかし、前工程の仕事が自分のところに来た時、すぐに取りかかれる状態でくることはあまりないのではないか、と感じています。

 

不完全なために、情報を追加したり、修正したり、あるいは差し戻したり。

 

その間、自分の仕事が止まってしまいます。もちろんそれだけをやっているわけではないので、他の仕事に取り掛かりますが遅滞が発生するのは事実です。

 

遅滞が発生しても、リカバリーがすぐにできるように先回りして準備しておく。もっと言えば、自分のところに来た時に、最小限の修正ですぐに取りかかれるように準備しておく。

 

仕事は準備が8割、といったが方がいました。まさしくその通り。

作家の比喩って、何でこんなに飛んでるんだろう

【連続投稿315日目】

 

「歯医者さんの治療椅子の上の患者さんが、舌の上に寝転んでいるように見えてしまう。その舌の上に寝転んだ人にも舌があって、この入れ子状の構造はなんて美しいんだろう」

 

直木賞作家、川上未映子氏の発想に関するコメントです。

 

この発想が生み出す作品に、最近はまっています。こうした物の見方をするんだと驚く一方で、比喩が半端なく面白い。

 

診察台を舌に例えるんですから、その比喩力の方が一端がわかるのではないでしょうか。

 

作家のメタファーに刺激を受けて、頭の体操に役立てます。

本と本を組み合わせた読み方

【連続投稿314日目】

 

既存と既存の組み合わせがイノベーション。それを体感しました。

 

先日の読書会でのこと。

「武器になる哲学」を基準にして、「21世紀の論点」の章ごとに、どの哲学、思想に合致するか、マトリックスで印をつけていくというものです。

https://www.amazon.co.jp/武器になる哲学-人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50-山口-周-ebook/dp/B07D3KS4CH

 

https://www.amazon.co.jp/高校生と考える21世紀の論点-桐光学園大学訪問授業/dp/4865282297/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%82%B9&qid=1580221725&s=books&sr=1-1

同じ本を読んでいるのに、人によって印の場所が全く違うということがよくわかりました。

 

その違いを議論すると、2冊をより深く読むことができます。

この読み方は、今年深堀していきます。

 

ある程度概要が固まったら、リリースします。