肩書ではなく自分自身。

【4月20日 連続投稿1913日目】

 

もし今あなたがVIPな待遇を受けているとしたら、それはあなた自身ではなく、あなたが現在与えられている肩書きに付随していることを忘れないこと。

 

人によってさまざまな肩書があると思います。それは組織の序列を示すものであったり、自分が提供するサービスを一目でわかりやすくするためであったり。芸能人であれば名前そのものがあればいいのですが、一般の人はそういうわけにはいきません。

 

ある程度の待遇を受ける場合は、その人自身ではなく、肩書に対して待遇を受けているんだと指摘する冒頭の言葉。まさにその通りです。肩書で呼ばれることに慣れてしまうと、どうしても自分自身が大きくなったように感じてしまいます。もちろん、肩書が人を作る効果はあるでしょう。しかし個人名だけで仕事ができない状況であれば、肩書の効用を過大評価せずに、謙虚になっていきたいものですね。

孤独なのか

【4月19日 連続投稿1912日目】

経営者は孤独だと言います。誰にも話せないような会社の悩みを、 ひとりで抱えている姿を見ていると
何とか力になれないか、といつも考えています。
しかし、事業は一人では成り立たないわけで、お客様、仕入先、外 注先と利害関係者がたくさんいるわけです。
つまりは運命共同体だということ。特にお客様がいないと、どんな 素晴らしいサービスを考えても事業になりません。


いかにお客様を巻き込んで、ファンになってもらって、支えあって いけるかが大事だと思っています。

孤独だけとひとりではない。そこには仲間がいる。そうやって視点 を切り替えると、少しは気が楽になってきませんか。

もちろん、本当にドロドロした経営の話であれば、いつでも引き受 けます。

 

その会議の目的は?

【4月18日 連続投稿1911日目】

 

その会議はいったい何のためにあるのか。目的が明確でない会議があまりにも多すぎます。発言しない人が多い、眠っている人がいる、何も決まらずに終わる。終了時間がわからない。。。

こうした会議は、終わった後にぐったり疲れてしまいます。

出席人数×時間単価×会議時間で計算すれば、その会議のコストが分かります。人数や出席者の階層が高くなればなるほどその会議コストは高くなっていきます。ある会社では、会議室を予約する際に、会議室の時間単価を記載しておき、使用した部署はかかった費用を支払う仕組みを導入していました。そうすることで会議の質向上につながっていったそうです。

 

会議の目的はなにか、それに沿ったアウトプットをどのように出すか、目的達成のアジェンダはどういったものか、しっかり準備して臨みたいものですね。

過去は、あんまり振り返らない方がいい

【4月17日 連続投稿1910日目】

「問題は未来だ。だから私は過去を振り返らない」
失敗を反省するのは良い。しかし反省しすぎてもあまりよくないと 思っています。反省してしっかりと次の行動に移していくこと、そ れも迅速に対応することが大事。


全く過去を振り返らないのはどうかとは思いますが、そもそも何か 行動したら、失敗はつきもの。失敗したらリカバリーするためにど うしようかと、複数パターンの選択肢を考えておけば、対応は可能です。

 

ちなみに冒頭の言葉は、ビル・ゲイツ。説明も不要でしょう。過去 を振り返らないからこそ成し遂げられたイノベーション。過度に振 り返らないようにしたいものです。

6人たどれば。

【4月16日 連続投稿1909日目】

その人を知っていることも大事だが、その人の背後にある人脈にど うやってたどり着けるかがもっと大事である。
6人たどれば会いたい人に会えるなんて言葉があります。大事なの は、6人たどろうとする努力。行動しないと当然たどり着けないわけです。当たり前ですが、指をくわえても向こう から人脈はやってきません。

昨日は全国から2000人の経営者が集まるイベントに参加しまし た。セッションやブース出展などお祭りのような雰囲気で普段はお会いできないような様々職種、地域の方々と交流させてい ただきました。名刺交換しましたが、大事なのはそのあと。
フォローアップのメール、SNSでの連絡、個別に打ち合わせアポ イント設定。などなど名刺交換した後の動きが非常に大事になってきます。

さて、おひとりおひとり連絡している途中ですので、少々お待ちく ださいませ。

尖るとはなにか。

【4月15日 連続投稿1908日目】

差別化するために、人と違うことをやろうとしてもがいている方を 結構見ます。どうしたら差別化できるのか、果たして自分に差別化 できるものがあるのか。非常に悩んでらっしゃる方が多い。


いつもお話しさせていただいているのは、自分自身の経験にヒントがある点。人生の山谷を書いてもらい、成功してきたとき、 楽しかったときはどういった
ことがあったのか。失敗したときはどんなことで乗り越えたのか。 複数の要素があれば、実はそれを組み合わせればちゃんと尖ったものになります。


100分の1をふたつかけ合わせれば、10,000分の1になり ます。しかし、そこまで特別なものでなくても、 10分の1のものを、4個でもかけ合わせれば10,000分の1になります。複数の欠け合わせをすれば十分尖った人材になります 。こうやって考えると、ハードルが低くなりませんか。

あわい。あいだではなく。

【4月14日 連続投稿1907日目】

 

間。「あいだ」、とも読むし、「あわい」、とも読みます。しかし「あいだ」と「あわい」には大きな違いがあります。

「あいだ」は語源が「空き処(ど)」AとBに挟まれた空間。

一方「あわい」とは、「合う」を語源として、AとBが重なるところ、交わった空間。

 

世の中には「あわい」があふれています。人と人とのつながりも重なっている部分があるからこそつながりができるわけです。また、何か物事が変化する場合、既存のものから新規のものへ重なりながら変わっていきます。

 

誰かと誰か、何かと何かが少しでも重なり合う「あわい」。この感覚を常に持つことで、つながりを意識することができます。

つながりを意識すると、人が人を呼ぶ。出会いが加速的に増えていく。出会いが増えると新しいアイデアが増えていく。

 

あわい。素敵な感覚ですね。