【連続投稿325日目】
映画や音楽鑑賞、読書を通して感動する作品に会って涙を流すことはありません。ひとつの作品を除いては。
初めて出会ったのは2009年でした。19世紀前半の革命で混乱するパリを舞台にした、スケールの大きい作品に圧倒されました。何より心を打ったのは、徒刑囚のジャン・バルジャンが全身全霊で愛を貫き通す姿です。個性豊かな人物が登場しては死にゆく話もちりばめられ、愛を貫く姿に厚みを持たせます。
最初は本でした。
その後、2012年に映画を観ます。
毎回、泣くシーンは決まっています。歌では、
「I dreamed adream(夢破れて)」
「One day more」
「Do you hear the people sing?」
ジャン・バルジャンとコゼットが修道院に入って祈りをささげるシーンと、ジャン・バルジャンが亡くなるシーン。ストーリーの中ではここで間違いなく涙が出ます。
何回見ても読んでも聞いても。
ここしばらくご無沙汰していました。この本と出会ってから、またレミゼ熱に火が付きました。
当分、この熱が冷めそうにないです。