【連続投稿469日目】
「パラダイムシフトとは世代交代である」
京都大学准教授だった瀧本哲史さんは、断言します。
米国の科学者、哲学者トーマス・クーンの著書「科学革命の構造」。科学の変化は累積的に起きるのではなく、断続した革命的変化で起きると指摘し、これをパラダイムシフトと表現しています。
17世紀、天動説から地動説にパラダイムがシフトしたのはなぜか。それは天動説を信じた古い世代が死んで地動説を信じた若い世代へ、主流派が交代したからだと瀧本氏は指摘します。
世の中を変えたいと考える若い世代が正しい選択をして行動すれば、いずれ世界は変わる。だから若い世代はもっと政治や政策立案に積極的にかかわって欲しい、と問題提起します。
どうせ自分たちの声は届かないから、と腐らずにほんの少しでもいいから社会を変える行動を起こしてみませんか。反対者が8割いても残りの2割が賛成してくれれば、変わります。
そんな若い世代が活躍する場を提供するのが、上の役割です。出る杭を打つのが上の役割ではありませんよ。