何かを改革するための視点

【連続投稿479日目】

やりたくないから、やらない。
やりたいけど、できない。
よくわからないから、やらせない。

  

何か改革を起こそうとするとき、進まない理由はいくつかあります 。

やらない、できない、やらせない。

進まないという事象は同じですが、分解してみると自ら動かないのか組織的な圧力で動けないのか、禁止されているのか。

 

こうして背景、事情をよく理解していかないと「進まない」というだけでそのことを批判しても、双方に軋轢が生まれるだけです。

やりたいけど、できないと思っている人は、スキルがないのか、やり方が分からないのか、そこも突き詰めていく必要があります。

意欲はあるのですから、こうした人たちはしっかりと味方につけた 方が良い。

 

以前因数分解の話をしましたが、改革を起こすにしてもこの発想は 必要です。

相手にも言い分はあるはず。どういった事情、背景でその言い分が生み出されるのか理解しないといけない。

 

むやみに圧力だけで改革を押し通そうとすると、相手に拒絶されてしまいます。

組織改革するものにとって、忘れてはならない視点です。