#おうち先生を立ち上げた大学生

【連続投稿524日目】

 

#おうち先生。

 

オンライン上で、小学生向けに生授業を配信する教育支援団体を立ち上げたのは、静岡県富士市在住の大学4年生。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下、学校に行けない子供向けに自分たちで何かできることはないか。大学に行けず、アルバイトもできず時間を持て余していた状況。

だったら自分達で子供向けにオンライン授業を行えばいいじゃないか!

家にいるからできない、ではなく、家にいるからできることへの挑戦です。

そこで思い立って立ち上げたのが「#おうち先生」です。

 

ボランティアではなく、理念やビジョン、戦略、戦術を策定し、それに共感した学生のみ先生として受け入れたそうです。しかもその先生や事務局メンバーは、実際にお会いしたことがない方ばかり。全国から趣旨に賛同して参加してくれました。

今まであったことがないかたばかり。毎晩行うミーティングでご自身の思いを語りかけ、浸透させていきました。

 

4月9日から開講し、8月23日でその役目を終えました。コロナで外出できない状況だからこそ提供する価値があるサービスだと、言い切っていました。

 

軌道に乗って、マスコミにも出るようになり、事業化の話があった時期のこと。改めてこの取り組みを始めた思いに立ち返り、自分がやるべきことを見つめ直し考えを改めたエピソードを聞きました。しっかりと自分の軸があるからこそ、客観的に自分を見ることができるのでしょう。大したものです。

 

我々世代は、こうした元気な若者の可能性をつぶさないこと。これに尽きます。その世代が大いに暴れまわれるよう、環境を整えることが大切です。出る杭と打つのではなく、打たれないところまで杭を出し続けるサポートをすること。

 

まだまだ日本の未来は明るいですよ、ほんと。