答えがない時代、先が読めない時代というけれど。対処法はちゃんとあります。

【連続投稿534日目】

 

正解のない時代でよく使われる「VUCA」じつは最近出始めた言葉ではありません。もとは90年代にはアメリカ軍で使われた軍事用語だったそうです。2010年代に入り経営用語に転じていったこの考え方。特に最近はコロナ禍で頻繁に耳にするようになりました。
 
 
こうした時代、正解がない状況で、いかに仕事を進めていくかは多くのビジネスマンが課題と感じていることだと思います。
 
8年ほど前に、あるコンサルタントが言いました。「仕事とは自分で選択肢を作って、自分なりにそこから選ぶことだ」と教わりました。基本的な考え方に異論はありません。
わたしなら、さらにこう説明します。
 
「自分で問いをたてて、答えを見つける。その答えが正しいかどうかはわからない。その答えが正しいかどうか確かめるためには、行動して検証するしかない。
誰よりも早く行動して、自分が答えだと思うことを実践する。そうすればそれがディファクトとなり、誰もが認める答えとなる。」
 
答えがない時代、ますます行動の重要性が高まります。失敗してもいい。なぜなら答えがないから。コロナがその状況を加速させました。ただ、加速させただけであり、答えのない時代は、今に始まったことではありません。
 
社会人になってから身につけるのではなく、本来なら小学校から仮説検証型の思考法を身につけたほうが良いと思っています。昔と違って、様々な情報に触れる機会が多い10代、時代の変化を大人以上に感じています。大人が敷いたレールを歩いていればよい時代ではありません。