【連続投稿691日目】
はるか20年以上前の某大学文学部の小論文で、南北さかさまになった世界地図が提示されました。その地図を見て感じたことを論述する問題でした。
ひとつの視点にとらわれると見逃しなことでも、地図をさかさまにすることで見えてくることを伝えたかったのだろうと思われます。
このように、日頃見慣れている地図を上下左右、視点をずらすと面白い発見が多々あります。
平24情使第238号
こうやってみると、自分の常識が決して世界の常識ではないことに気づきますね。
日本の話をする際に、どうしても東京起点の話をしがちです。しかし、地域視点で日本全体を眺めてみるとまた違った風景が広がりそうです。
自分が、とある県に立ったとして、そこからどういった風景が見れるのか、想像の翼を広げると新しい発想が生まれそう。
出口治明さんは、「旅、人、本」が人生を豊かにすると説いています。まさに旅することで様々な地域の視点を養うことに他ならないでしょう。複眼的な視点を持つと、人生がますます豊かになりそうですね。