風化に対する自然からの警鐘

【連続投稿695日目】

 

忘却曲線の事例を持ち出すまでもなく、人間は何もしなければ忘れていく生き物です。忘れることが決して悪いわけではなく、忘れるからこそ新しい知識も獲得することができます。

しかし、決して忘れてはいけないこともあります。

 

2021年2月13日の夜遅く発生した福島県沖を震源とする震度6強の強い地震。3.11の余震だということでした。

来月であれから10年が経とうとするこの時期。自然が人間に対して、忘れるな!と警鐘を鳴らしたとしか思えません。

 

久々に聞いた緊急地震速報。いつ終わるともわからない長い揺れ。

 

SNS上では、被害写真が数多く投稿されました。そして無事のコメント。今朝は直接被災した方にお話をすることができました。

 

本当に無事でよかったです。

 

距離と時間によって風化度合いは変わります。発生した現場から離れれば離れるほど当事者意識は希薄になります。さらに時間要素が加わればなおさら。

だからこそ、常に接することで、自分も忘れない意識を常に持ち続けることが大事なんだろうと思います。

 

この警鐘を真摯に受け止めたいですね。