若者が大人の相談に乗る。この発想の転換が面白い。

【連続投稿738日目】

 

社会人と若者が対談する場合、ほとんど社会人が若者に「教える」構図で話が進むと思います。

今回、あえて発想を逆転し、若者が社会人の悩みを聞き回答する場を持ちました。この企画そのものが若者のアイデア。今まであったようでなかった図式で、どうなるのか非常に楽しみにしていました。

 

具体的な質問内容は控えますが、大人からの質問、悩みに対して、大学で学んだ授業内容や自分自身の経験談から回答してくれました。質問者の人となりを見抜き、「こういう人だと思うので、こうしたらよいのでは」と提案もしてくれました。

 

ひとつひとつが、核心をついており、なるほどと納得することばかりでした。

 

話の流れでは、こういう大人になりたくない。今の大人に物申す、こともざっくばらんにお話しいただきました。

 

若者とはいえ、自分と違う20年を生きてきた一人の人間。自分では経験していないことを経験しているわけで、その人生から醸し出された言葉、雰囲気は大いに尊重すべしと思っています。

 

そもそも大人と若者、性別、地域などで層別する構図では測り切れない時代。インクルーシブな社会を作っていくには、こうした対話を重ねて相互理解を深めていくことが大切なんだと思います。

 

このような取り組みをぜひ、やってみてはいかがでしょうか?