8月15日に思う。何を後世に引き継ぐか。

【連続投稿877日目】

 

1945年8月15日。晴天、暑い一日だったそうです。日本が戦争に負けた日から76年。310万人の尊い命に哀悼の意を捧げるとともに、その犠牲のもといまの日本があることを忘れてはいけません。310万人の犠牲から引き継ぎ、日本が復興しGDP世界第3位の国になりました。では、今に生きる我々は、これからの世代に何を引き継げばよいのでしょうか。

 

皆さんは何を引き継ぎますか?

 

今の子供が、自分達と同じ世代になったとき。どんな日本になっていてほしいですか。

もっと言えばどんな世界になっていてほしいですか。

 

こうした議論をすると、必ずと言っていいほど「その頃にはもう自分はいないから」と発言する人がいます。こうした逃げ切り世代の無責任さに嫌気がさすことが多々あります。

 

そうではなく。今生きていることの意味を改めて考えてみたいのです。ペイフォワードの考えでは、知らず知らずのうちに、数多くの恩を受け取って人は今を生きています。それに感謝し、誰からとも知れず受けて恩を人に与えることで心が豊かな社会生活が送れると思っています。

 

ひとりひとりが、後世に何を残せるのか。受けた恩をどうやって送っていけばいいのか。こうしたことを考える一日が、8月15日でもあると考えています。