【連続投稿日956目】
「頑張っている人は報われるし、そうでない人は罰せられる」と説いたのは、メラビン・ラーナー。「公正世界仮説」というものです。
地道に努力すればいつかきっと報われる、ということです。本当でしょうか。
よく、一流になるには10000時間練習すること、と言われます。しかし、10000時間練習すれば一流になれる、という保証されたものではありません。それくらいの努力なしには一流になれない、例えのようなものだと思います。
むやみやたらに努力するのではなく、そこには目指したい姿があるはずです。それに向かって努力する。ラグビー元日本代表の廣瀬俊朗さんは、それを「正しい努力」と表現しました。
努力は大切です。しかしそこには目的があること、努力が目的とならないこと。単なる努力礼賛にならないように気を付けなければいけません。