未来を予想するとき過去も見る

【連続投稿993日目】

 

先日、こんな会話をしました。

「2022年2月22日は、2ばかり並ぶね」

「それを言ったら、2222年2月22日はもっと並ぶよ」

「今から200年後ってどんな世界よ?」

 

面白い発想ですよね。今から200年後の話をするなら、では200年前はどうだったのか。

 

1821年ですよ! まだ江戸時代。たった200年前はまだ江戸時代。第11代将軍家斉の時代。伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」が完成し、幕府に献上された年。 伊能忠敬は3年前に亡くなっていますが、その事業は天文方という役所が引き継いでいたそうです。

 

200年って、これくらいの時間軸なんですね。

 

おそらく、2222年の人が2021年を振り返って、「200年前って、こんな時代だったんだね~」と懐かしがっているのか、羨ましがっているのか。

 

この発想って実はとても大事。未来を予想するときは、同じ時間軸の過去を振り返る。その時点で想像していた未来に、今自分達がいるのか。予想はどれくらい当たったのか。視点をずらしてみると、未来を考えるうえでのヒントが隠れています。