自社にあった働き方を模索するとき

【連続投稿1034日目】

 

経団連「ジョブ型検討を」。

 

日経新聞2022年1月19日付の朝刊にこの見出しで記事が出ていました。

 

海外は当然のことながら、日本でも大企業を中心にジョブ型への移行を進める会社が出始めています。

 

ジョブ型のメリットは、

働く人にとっては、

仕事に人を割り当てるので働く人の専門性が高まる。

専門性で評価されるので、年齢に関係なく給料がアップする。

ミッションが明確なので、成果物で評価される。プロセスは問われない。つまり生産性が高いほど評価が高まる。

 

会社にとっては、

即戦力を採用できる。

環境の変化に対して柔軟に必要人材の配分が可能となる。

生産性向上、教育コスト削減、外部環境の変化に対して柔軟な対応が可能。

 

色々とメリットはありますね。ただし、では従来の日本で主流のメンバーシップ型がすべて悪いわけではないと考えています。

ジョブ型とメンバーシップ型をうまく組み合わせた、日本人の特性に合った働き方があってもいい。

 

コロナにより、働き方の価値観は激変しました。一番ネックになっているのは実は経営層。旧態依然の考え方をしている経営層がまだまだ多い。そういう会社に限って、従業員にイノベーションを求める。

 

メンバーシップ型では、そんな会社でもい続けなければいけない(と思い込んでいる人も多い)。それは会社にも本人にも不幸なことですが、えてして当事者は不幸だと思っていない。

しかし、今後はそうした働き方も通用しなくなるかもしれません。

 

少しずつ、しかし確実に変化してきています。どちらが良いかではなく、自社にあった新しい働き方を模索する必要が出てきています。