【連続投稿1111日目】
役職を言う役名を演じるのがサラリーマン。
新入社員の頃、上司から言われた言葉です。課長であれば、「課長」役になり切って演じること。身も心もどっぷりつかるわけではなく、演じる意識があれば少々つらいことでも割り切って対応することができる。
そんな意味です。
なるほど、良い得て妙だなと思いました。人は何かしらの仮面をかぶっているもの。仮面を使い分けて場面場面に応じて使い分けているものです。それは全く悪いことではなく、人間関係においてはむしろ当然なこと。
それは仕事でも一緒です。与えられた肩書は、配役であり、役名。その肩書通りに演じることが求められているのです。
誤解のないように言っておきますが、どういった「課長」を演じるのかはその人の役に対する解釈次第です。島耕作のような課長もいれば、万年ヒラ課長もいるでしょう。2つ上の階級の視点から演じる人もいるでしょう。
しかし、演じることには変わりありません。
演じることで救われるなら、とことん演じればいいのです。