【連続投稿1244日目】
多様な人材を受け入れるダイバーシティ。人口がどんどん減っていく日本において、イノベーションを起こすためにはダイバーシティがカギだと思っています。しかし、ダイバーシティが進んでいない企業の理由を見て愕然とした思いになります。
「経営陣が高齢で、固定概念が強く残っているため、ダイバーシティを推進しにくい。多様性を認めすぎてしまうと既存社員の業務に影響が出てしまうのではないかと心配」「社員数が少ないので、ダイバーシティの推進に賛同しない社員がいると、逆に、賛同しない社員がマイノリティーになってしまい、社内の環境が悪くなる」
成否は、「自社をどういう方向に持って行きたいのか」そこにかかっているのではないでしょうか。売上向上、人材獲得など課題が山積する中、自社の理念に沿って成長させたいのか、現状維持でいいのか。すべてはトップ次第でしょう。
パラダイムシフトは世代交代と言われています。高齢の経営者がダイバーシティ推進のネックになるなら、退場いただくまで待つしかない。しかし高齢だからと言ってすべての人が、多様性に理解を示していないかというとそうではないと思っています。
既存社員とのあつれき、社内環境悪化、などできない理由を言えばキリがありません。新しいことをやる時は必ず軋轢は生まれるもの。それを恐れていたら変革などできません。
生き残らなくても良い、というなら、しょうがいないですけどね。