終わり良くてもそれでよいわけではない。

【連続投稿1336日目】

 

終わり良ければすべて良し。とはよくいったものですが、どうもしっくりこないなぁと思っていました。

 

言葉に「終わり」が入っているからなんでしょうね。終わりは終わり。それ以上先がない。次がない。次につながらない。つまり、レビューがない。次はもっとよくしよう、と言った気持ちが、この言葉からは感じられないのです。

 

終わりが良くても、途中が良いとは限らない。より良くしていくための途中経過。

そう捉えたいものです。

 

ただし。唯一、この言葉が使える場面があると思っています。それは、死ぬとき。

 

その瞬間を迎える直前、人生を振り返って、色々あったけど素晴らしい人生だった、と思えたら、正々堂々と言いましょう。「終わり良ければすべて良し」