【連続投稿1360日目】
大人こそ、絵本を読んで色々と学んだほうが良い、と思っています。シンプルな文章、深みのある絵から訴えかっけてくるメッセージは、様々な解釈が成り立ちますし、大人だからこそわかる読み方もできます。
昨日、「わたしはあかねこ」(作サトシン、絵西村敏雄 文溪堂2011年)を課題図書として、大人の絵本読書会を開催しました。
私とは全く違う真逆の解釈をしている方がいて、びっくり。私はどちらかというと文章そのものの意味をくみ取っていた、というよりはバイアスがかかった読み方をしていたのですが、他の方は深掘りしてこの話であればこの結論はどうなのか、と疑問を呈してくれました。それが自分の中では衝撃的。あまりバイアスをかけないように過ごしているつもりでも、こうしたところでついつい潜在意識的な考えが出てしまうのだなと。
その他にも、主人公のある行動について、正反対の解釈をしたり。最後は、全く違うストーリーになるほど斜め上から読んでみて、それが非常に面白く、こんな読み方をする人他のいる!?と盛り上がったり。
これだから読書会ってやめられないですよね~
絵本って深いな~と思った次第です。