【連続投稿1591日目】
AかBか。
二項対立に陥って思考の壁にぶつかった場合、どのように対処しますか。自分なりに考えてみました。問いをXとします。
・A、B以外の選択肢があるとしたら?
・「AかBか」ではなく、「AもBも」と考えたらどんな方法が出てくる?
・Xを解決する選択肢AかB、という設定は正しいのか?
・Xを考えることは、どれだけの意味を持つか?
・Xを考えるという前提が本当に正しいのか?
・Aしか選択肢がないとしたらその後どうなりそう?
・Bしか選択肢がないとしたらその後どうなりそう?
こうした問いかけをしていくと、二項対立といった思考の枠から外れて、新しい視点で物事を考えられそうです。
フランスの哲学者、ジャック・デリダ氏が提唱した「脱構築」。二項対立の構造を崩す、ということです。「善と悪」「主観と客観」「優・劣」といった枠組みを脱して、新たな枠組みを構築することを目指すというものです。