日経新聞 永守重信氏の言葉から考える。

【連続投稿397日目】

 

昨日の日経新聞朝刊の1面。「コロナと世界」と題して、日本電産会長兼CEOの永守重信氏が取材に応じていました。

 

印象深かったのが「50年自分の手法が正しいと思って経営していた。(中略)テレワークも信用していなかった」

 

永守さんですらもテレワークを信用していなかったんだと、若干意外な感じを受けました。ただ、そのあとに反省して、「50くらい変えるべき項目を考えた」そうです。最後に「反省する時間をもらっていると思い、日本の経営者も自身の手法を考えてほしい」と締めくくっています。

 

いまだにテレワークを信用せず、反対している経営者もいると聞いたことがあります。やはりどうしても管理したいのでしょう。家でまともに仕事はやらないと思い込んでいるんでしょうね。

長年やってきた自分の経営手法が絶対だと信じ込んでいるなら、この永守さんの締めの言葉を噛みしめてほしいものです。

 

価値観の大転換が起きています。この状況で変われる人と変われない人。そう遠くない時期にその違いが如実に現れてくるでしょう。この大転換はもう止められません。