コロナ後の転換についてブレストしてみた。

【連続投稿409日目】

 

私は、医療、免疫、ウィルス、社会、経済、法律などの専門家ではありません。評論家でもありません。一般市民としてコロナと数か月付き合っている中で感じた、今後の社会の変化について、ブレストしてみました。

 

・リアルに会う価値が高まる。

  リモートとリアルの選択と集中は今後も続くでしょう。多くの人が体感したzoom

  を代表とするリモートの便利さ。時間、場所をまたいで簡単に迅速に集まることが

 できる便利さは捨てがたい。だからこそ、本当に直接会って話をする人、内容が厳選

 されることになります。

 

・情報収集において地域格差が低くなる。

  今まで、首都圏で開催していたセミナーにはなかなか参加できなかったけど、

 zoomなどを使うことで気軽に参加できるようになった、との声を数多く聞きます。

 それは海外在住者でも同じです。昨日zoomで同期会をやりましたが、フィリピン

 や、北米在住の方が参加していました。どこに住んでいても誰とでもつながること

 で、地域差による情報収集の障壁がかなり低くなるでしょう。

  ただし、自らが積極的に参加しないといけないので、人によっての情報格差はます

 ます広がる可能性はあります。

 

・人口密集から、地域分散へ。

  リアルに人が集まらなくてよいなら、別に一か所に集まらなくてもよいです

 よね。巣ごもり生活で芽生えた地元への愛着がベースとなって、地域活性化が活発に

 なるかもしれません。

 

・業態転換、異業種参入への心理的ハードルが低くなる。

  飲食店がテイクアウトやデリバリーを始めることが注目されていますが、現金を確

 保するためなら新規事業を手掛けたり、一時的に業態転換を行っている事業者が多く

 見られます。例えば、小料理を営んでいる事業者が、休業したため家政婦として家庭

 の料理作りを行うといった話も聞きます。この状況で培った経験を活かし、今後新

 規事業に参入する心理的ハードルは、低くなってくるでしょう。

 

トップダウンからボトムアップ型社会への転換

  所属している会社、組織、行政の対応が遅れがちになるなら、自分たちでできるこ

 とをやっていこう、という動きが各所で見られています。マスクがないなら手作り

 し、その作り方をSNSで公開する。作り方講座をzoomで開催する。補助金、融資が遅

 いなら寄付金、クラウドファンディングで資金を集める。 

  自分たちで何とかしよう、困っている人に、自分の持っているノウハウやスキルを

 公開することでみんなで乗り越えていこう、こうしたギバーの精神の集合体としてボ

 トムアップがさらに加速されていくように思います。

 

まとめると

・自ら発信する。

・自ら考えて行動する。

・ギバーになる。

 

こうした人、地域、組織は価値が急速に高まっていくと考えます。