挫折した過去があるから、今の自分がある。過去と向き合うことも大事です。

【連続投稿455日目】

 

「一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる」

 

アメリカのロッククライマー、トッド・スキナーの言葉が、過去の自分と向き合わせてくれました。

 

諦めが早いほうでした。ロッククライマーの言葉だけに、どうしても山登り体験を思い出してしまいます。

香川県に旅行した際、金毘羅山に寄ったときのこと。それまで疲れていたので、階段途中で挫折してしまいました。他の人がせっかくだからもう少し頑張ろうよ、と励ましてくれましたが、一度折れた心は二度と戻らず。意固地に「ここで休む」と言い張り、同行者を困らせたものです。結局私を置いて他の皆さんは登り切りました。

 

その他の観光地に行っていもそうです。少々登れば素晴らしい景色を見ることができるのに、急な坂道の途中で、もうやめた、と言ってその場で休憩してしまう。

 

頑張って登り切った後に得ることができる、素晴らしい風景、体験をどれだけ捨ててきたことか。

 

今、様々な経験に飢えて多動しているのは、こうした過去の弱さを払しょくしたいからかもしれません。

だから、過去に感謝しています。過去を恨むことはありません。今の自分を作り上げたのは、まぎれもない過去の経験ですから。