自分なりの本の選び方

【連続投稿472日目】


「紹介した本をすぐに買ってもらえると嬉しいです。」


本をどのようにして選ぶんですかとよく聞かれます。


大きく分けると二パターンあります。


一つ目。人からこの本面白かったですよ。これはおススメですよ。と紹介された本は、たいていその場でAmazonで購入します。
本を紹介する方は、本好きの方が多い。本好きの方が紹介する本は、たいがい自分が読んだことがない領域ばかり。であれば、これは読まずにはいられない。そういった本に、間違いはないと思っています。


もう一つは、まとめ読み。
特定作家ですと、例えば川上未映子。もともとは村上春樹との対談集「みみずくは黄昏に飛び立つ」を読んでからファンになりました。その後「乳と卵」「全て真夜中の恋人」「六つの星星」を一気にまとめ読みしました。


原田マハなら、「ジヴェルニーの食卓」を皮切に「暗幕のゲルニカ」「たゆたえども沈まず」「楽園のカンヴァス」「サロメ」「太陽の棘」。絵画物を読んだ後に「本日は、お日柄もよく」や「生きるぼくら」といった青春、感動もので締めました。

もちろんそこで終わりではなくある程度時間をおいてから、思い出したときに「風のマジム」「奇跡の人」「デトロイト美術館の奇跡」などを手に取っています。


ジャンルでいくと、時期とテーマで分かれます。時期では例えば、8月の終戦に関連して「失敗の本質」「野火」「雲の墓標」「昭和16年夏の敗戦」「原爆 私たちは何も知らなかった」などを昨年は読みました。


「本屋」をテーマにして「まちの本屋」「もういちど、本屋へようこそ」「わざわざ行きたい街の本屋さん」「本と店主」「拝啓、本が売れません」「本屋、はじめました」などを読みました。


その時々でパターンは変わりますが、おおむねこのパターンで本選んでいます。

 

少しでも参考になれば幸いです。