【連続投稿898日目】
昨日、児童書専門店3軒の店長さんからお話を伺うオンラインイベントに参加しました。
ひとつ目が、東京表参道のクレヨンハウス東京店。1976年作家の落合恵子さんが創業しました。入り口すぐに赤ちゃんコーナーを設置。ベビーカーで入ってくる親のためにも、便利な場所に置いています。またジェンダー、女性のためのコーナー、平和に関するコーナーなども充実しています。
2つ目は、私も大好きなお店、ブックハウスカフェ神保町。
本、展示スペース、カフェ、バーも備えた児童書専門店です。60坪のお店はすべてバリアフリー。多様性を尊重し、世代、人種、ジェンダーを越えたどんな人にも来てほしい。そうした書店づくりを行っています。「1日でも長く、ここに子供の本屋としてあり続けること、これが最大の使命。突飛なことをしたいわけではない。本を選べる場所としてあり続けることが大事です」と店長の茅野さんが語っていました。
前身のブックハウス神保町時代によく来てくれたお子さん。久々にお越しになったら自分の子供を連れてきてくれた。その時掛けられた言葉「孫の時にもよろしくお願いします」。
お客様が作ってくれる本屋だなと、しみじみ感じたそうです。
この他にも児童書専門店は多数あります。
これだけ趣味嗜好が細分化しているにもかかわらず、児童書は多くの方が子供の頃接している点。年代を越えて共通の本で盛り上がることができるのは素晴らしいことですね。
こうしたジャンルの本屋さんが、もっと増えてくれると嬉しいです。