本が本をつなぐ読書法

【連続投稿1006日目】

 

本を読んでいると、関連書籍や本の中に紹介されている本が出てくることがよくあります。先日、読書会に参加された方が、本の数珠つなぎをやっていました。

 

「ゆっくり、いそげ」で紹介されていた「カフェから時代は創られる」。パリのカフェに通っていたヘミングウェイの「祝祭移動日」とパリにある本屋「シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々」ここからの「老人の海」。

 

おもしろいですよね。本が本を呼ぶこの面白さ。実際に読まなくても思考トレーニングとして、ある言葉を適当に選んでそれに関する本を調べる。そこから気になるキーワードを抽出して別の本を選ぶ。そうするとランダムに世界が広がっていきます。しかしその根底にある世界観や価値観は共通しているものがあるようにも思います。

 

「ペスト」ねずみが病原菌を運ぶ。→「動物裁判」中世では動物が裁判にかけられた。→「魔女狩り」中世と裁判つながり→「魔女の宅急便」魔女つながり→「風の谷のナウシカジブリつながり

 

こんな感じで遊んでみると、結構よい時間つぶしになりますし、様々な本を知ることができます。年末年始、こうした遊びいかがですか?