出来てないところだけでなくできている部分にも目を向ける

【連続投稿1056日目】

 

「自分は愚かである」と認められるものこそ、賢者である。逆に「自分か賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。

 

by釈迦

 

ja.wikipedia.org

 

釈迦らしく、自分の状態におごらず、成功しても常に謙虚でいましょう。と説いています。不足している部分があり、それをしっているからこそ成長し続けられる。この点については全く異論はありません。

 

ただし。不足している部分だけに目を向けていては、自信がなくなってきませんか。自分はこんなこともできない。そもそも不足と考えること自体他人と比較してしまいます。

 

自分自身がありたい姿を描き、現状とのギャップを把握する。それを不足と捉えて、現状「できていること」に着目する。それをすこしでもありたい姿に近づける。こうした思考プロセスの中で足りないものを補っていく行動であれば、常に足りない部分を克服しようと前向きになるものです。

 

それがないのに、ただ現状を否定するためだけに自分の不足部分を嘆くだけでは、精神衛生上あまり良いとは思いません。

 

どんなに偉い人の言葉も、一度受け止めて、考えることが大事だと思います。