思いやりは、重い槍?

【連続投稿1187日目】

 

 突然ですが、「おもいやり」を漢字で書いてみてください。何を当たり前のことを聞いてくるのかと思われた方すいません。普通に考えれば「思いやり」ですよね。

 

 ところが、ある人が言ったそうです。「『おもいやり』とはずっと『重たい槍』と書くと思っていた。」

 

 その方はある障がいをお持ちです。自分でできないことが多いので、生活するためには周りからのサポートが必要となります。しかし本人にとっては、それがいつの間にか負担になってしまったそうです。相手からのおもいやりは「重い槍」としてしか考えられなくなってしまったそうです。

 

 自分がよかれと思って声をかけたり、手を差し伸べたりしたことがあります。しかし親切心が逆におせっかいとなり、「重い槍」を相手に押し付けていたのではないか。自分自身の過去のふるまいを反省しました。

 

 おもいやりとは、正しい理解です。手助けは、合理的配慮。思い込みだけで動くことは相手を理解していることにはなりません。