利他の気持ちをもてば誰かは見てくれる。

【1月24日 連続投稿1826日目】

 

経営者のお話には、常に波乱万丈なエピソードがつきもので、今だから語れる話などを聞かせてもらうのは楽しいものです。ここで楽しいと言っているのは、ご本人が楽しそうに話す過去の修羅場だからであり、そうでなければ楽しいとは思いません、もちろん。

 

そして、それらのエピソードから学んだ教訓として、ほとんどの方が「利他の気持ちで取り組めば誰かは見てくれている」「苦しい時でも助けてくれる人・物はある」でした。

 

ある高齢経営者が若いころ創業した際に、仕入れも支払いも現金取引しか認められなかった。仕入れと支払いのタイミングが合わず残高が毎月乱高下していた。一時は資金が数万円まで減少、数日後には数百万円の支払いが必要。もう駄目だと思った時に、口頭で注文依頼してきたお客様が、すぐに数百万円振り込んでくれた。「大変そうだから先に支払っておくよ」と言って。こうしたお客様に支えられて今がある。

 

このようなエピソードも枚挙にいとまがありません。

 

結局、最初も最後も人なんですよね。