【書評】くず餅の船橋屋「Being Management」

【連続投稿97日目】

 

船橋屋」。東京の下町、亀戸天神のすぐ側で、200年以上くず餅を製造販売する有名店です。

現在8代目当主の渡辺雅司氏が書いた本「Being Management」を読んでいます。

銀行勤務を経験して当主になり、その後苦労しながら組織文化の変革を行った本です。

 

Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。 https://www.amazon.co.jp/dp/456984300X/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_WF.eDb7BQ8EJ2

 

まだ読み途中ですので全体の感想は後に譲るとして、一貫しているテーマは「Being」です。「今の自分、今の自分が置かれている状況を自然に受け入れるということ。つまり『これでいいのだ』」と定義しています。

これを「今、ここ、自分」と表現しています。過去でも未来でもなく今、自ら足をつけて立っているここ、改めて自分に向き合うことで、自然と進むべき道がわかってくると述べています。

 

就任当初は、べき論による理想のリーダー像、売上利益の拡大を追い求めていました。

周りと衝突し孤独な状況の中で改めて振り返ったのがそもそも船橋屋とは何か、ということです。

誰のために存在するのか。

なぜ存在するのか。

 

この2点を深く問い直したそうです。

(つづく)