4%の法則 小売業界の法則を個人の成長に当てはめてみる。

【連続投稿390日目】

 

4%の法則。

 

小売業界では、昨年と同じ品揃えをすると、売上が4%ダウンすることからこう呼ばれているそうです。

昨年と同等の売上を確保したいなら、この4%を埋める新商品を開発して品揃えを常に見直していく必要があります。

 

個人に当てはめたら、どうなるでしょうか。

 

昨年と同じ仕事を、改善もせず前例踏襲で行うとしましょう。外部環境は変わるのに1年前と同じことしかしないなら、4%のスキルが低下していると考えられませんか。

 

もちろん、経験が蓄積されることで処理時間が早くなるので、逆にスキルは上がっている。と反論されるかもしれません。

 

前例踏襲で処理時間が早くなるのはむしろ当たり前の話です。そもそも前例踏襲の仕事をやっている時点で、その人の存在価値が4%低下しているとも言えます。

 

そう考えれば、常に△4%のリスクを抱えているのではないでしょうか。

 

かなり暴論かもしれません。しかし変化の激しいこの時代、何もしなければ相対的に価値が下がっていくことに、文句を言う人はいないでしょう。